コンテストに対する私の見方
この記事で述べているのは子ども向けかどうかにかかわらず、なんとか賞とか、なんとかコンテスト全般に関する私の見方です。ちなみに私は、コンテストへの参加を推奨することなく「個人の判断でどうぞ」というスタンスです。情報を持ち合わせれば案内することはありますが、参加を強く勧めることはありません。
この記事の内容は以前から公言していることなのですが、この記事を書いている今日、グッドデザイン大賞の決定とかマインクラフトカップ2022の二次審査進出作品の発表があったので、ふと思い立って記事として書いてみることにしました。
結論から申し上げると、賞とかコンテストでの受賞、入賞の価値は応募者の審査員に対する信頼ですべてが決まると思っています。
そういう意味で「マインクラフトカップ」は、そのバランスがいいかなと思っています。
それはマインクラフトカップの審査委員長がタツナミシュウイチさんだからです。
タツナミシュウイチさんは、マインクラフトのクリエイターでありマインクラフトカップに応募する子ども達と同じ世界で作品作りをしている仲間です。そのタツナミさんが作るワールドや建築物は素晴らしく、多くのマインクラフターからリスペクトの対象となっています。自分がリスペクトしている人が審査するのであれば、そこに応募する子どもたちもたとえ落選しても納得感があるのではないだろうか?と考えています。
もちろん、子ども達にも色んな考えの子がいますし、みんながみんなタツナミさんをリスペクトしているわけではないかもしれません。
もし、私の見方通りなのであればバランスがいいなと思っているということであり、その例示です。
このような関係が、コンテストや賞には必要だと思っています。
結局は審査員の好みで決まる
コンテストに応募するからには、入賞したいしできなかったら悲しいですよね。 でも、すべての賞やコンテストは受賞するもしないもすべて「審査する人の好み次第」でしかないんです。だったら、自分が審査して欲しいと思う人に審査して欲しいじゃないですか。
だから、その関係性が重要だと思っています。自分が「この人に審査されて落とされたのなら納得できる」と思えるかどうか。
マインクラフトカップにおいては、タツナミシュウイチさんに自分の作品がみてもらえるかもしれない、そのモチベーションで参加している子もいるような気がしています。
その賞を取りたいから、副賞が欲しいから、コンテストに応募する理由は色々あると思います。それはそれで良いと思います。ただ、もし入賞しなくてもそれは自分の作品が審査員の好みに合わなかったから、それぐらいに思っておいた方が良いですね。