長門市で小学校のプログラミング教育に関わる方向けの研修を担当しました
山口県長門市で小学校のプログラミング教育に関わる方向けの研修を担当しました。現地での研修は一昨年(2023年)に続き2回目、オンラインを含めると3回目となります。
一昨年(2023年)に続いて2回目、オンラインを含めると3回目になる山口県長門市でのプログラミング教育に関する研修を担当させていただきました。
長門市ではプログラミング教育の教材として mBot が導入されており、NPO法人つなぐ がその活用を支援しています。私がmBotでものづくりをはじめようの翻訳を担当していたことが縁で、NPO法人つなぐの方から研修のご依頼をいただきました。
2022年にはオンラインでお話しさせていただき、2023年には現地で先生方を対象に研修を実施。そして今回、より幅広い方々に向けた研修を行うことになりました。
子どもたちの学びのプロセスを体験する
今回の研修には、ICT支援員、小学校の先生、保護者の方 など、さまざまな立場の方々が参加されました。幅広い層に向けて何を伝えるべきか考えた結果、以下のポイントを中心にお話ししました。
- 学びは「知識」と「経験」の両方が結びついたときに最大化される
- プログラミングは、学校で学んだことを「経験」に変換できるツールであり、実験室のようなもの
- 難しいプログラムを作ることが目的ではなく、何を経験に変換できるかが重要
具体的には、「決まった距離をぴったり走らせるようにmBotをプログラミングする」 ことを目標にワークを実施。プログラムを作る過程で考えたことを共有し、子どもたちがどのように学びを得るのかを体験していただきました。
当日の様子は、NPO法人つなぐ のブログにもまとめられています。mBotをただまっすぐ走らせるだけのワークですが、参加者の皆さんが真剣に、そして楽しそうに取り組んでいる様子が伝わるかと思います。
実施しました_小学校でのプログラミング教育に関わる方向け mBot研修
研修を終えて
今回の研修でお話ししたことは、私が CoderDojo の活動を通して感じたことや、周囲の方々から学んできたことばかりです。 プログラミングを授業にどう取り入れるか? どのように子どもたちと向き合えばよいか?そうした悩みを持つ方々にとって、少しでもヒントになれば嬉しく思います。
このような貴重な機会をくださった NPO法人つなぐの皆様、そしてご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
NPO法人つなぐのwebサイトより。めっちゃ笑っているのは目の前でがっつり写真を撮られているからです笑。