前回の「老害ってなんだ?」につづく「なんだ」シリーズの第2弾です(第2弾で終わりかもしれない)。今回は、若い人特に学生さんに読んでいただきたいと思ってます。

結論からいうと「自由」とは「ルールを自分で作ることができる、変えることができる」ことです。以上です、これで終了です。

多くの人は「自由」というと「ルールがないこと、ルールに縛られないこと」をイメージするのではないでしょうか?特に日々厳しい校則で微に入り細に入り自分のスタイル、生活に口出しされている学生さんなどはそう思っていることでしょう。ルールの無い世界に行きたいと。

しかし、人間が生きていく上でルールは必要です。

ルールなんて無い方がいいなぁと思っていても、いざなんでも「自由にどうぞ」と言われたら困るはずです。学校の勉強でも「自分の好きな時間に好きなようにやっていいよ、君の自由にすれば良い」と言われてもどうしたらいいかわからないですよね。

確かに校則のような「これいる?」みたいなルールが多いことも事実で、ルールと言えばめんどくさいものと思われがちですが、世の中の多くのことは小さなものから大きなものまでルールが決められていて、それによって生きやすくなっているのです。

最近で言えばリモートワークに関するルールです。多くの会社にはリモートワークに関するルールがなかったので、リモートワークに移行することができませんでした。リモートワークについてのルールがあれば、その企業は緊急事態宣言下でもスムーズにリモートワークに移行できたはず。ルールは必要なものなのです。

必要なのは、それらのルールを自分たちで見直して変えていくこと。そう決まっているから、決められているからと盲目的に従うのではなく「なんでこうなってるのか」「もっとこうしたらいいのに」ということを考えて、それを提案し、議論して変えていくこと。

ここでも誤解して欲しくないのは、自分の好きなようにやっていいと言っているわけではありません。多くのルールは他の人と共有するものです、同じルールを共有する方とコミュニケーションをした上で変えていくということです。

しかし「ルールを変える」という経験をしている人は少ない。多くの方にとって「ルール」は従うものであって自分で変えるものではないのです。なので「ルール = 不自由」と考えられているのではないでしょうか?

この思考からいきなり「ルールを変える」思考に移行するのは難しい、今まで筋トレしてなかった人がいきなり100kgのバーベルを持ち上げるようなものです。少しずつトレーニングが必要。

まずは自分の中のルール(行動の順序でも構いません)を変え、そこから家族の中のルール、友達との間のルール、学校や職場のルールなど徐々に同じルールを共有する範囲を広げていくと良いでしょう。

「自由」とは「ルールがない」ことではなく、「ルールを変えられる」ということなのです。自由には責任が伴うと言われますが、それは自分で主体的に決めたルールだからです。