今回はみんな大好きボーナス(賞与)のお話です。ちなみに、Wikipediaによるとこのように書いてあります。

賞与(しょうよ)とは、定期給の労働者に対し定期給とは別に支払われる、特別な給料のことで、ボーナス (bonus) やお給金とも呼ばれる。欧米ではいわゆる特別配当・報奨金の類である。

ボーナスって日本だけの制度かと思ったら海外でもあるんですね。海外のボーナスがどんな性質のものかわからないのですが、ここでは日本のものについて述べています。

ボーナスというと特別にもらえるお金、ご褒美的な意味があるように感じます。確かにかつてはそうだったのかもしれませんが、現代ではちょっと違うと私は考えています。

おそらく、多くの方がボーナスの支給を前提に生活設計を行っていると思いますし、仮にボーナスが支給されないとなったらローンの支払いができなくなるとか子どもの学費が支払えなくなるなどの影響が出てくる方も多いと思います。

つまり、今となってはボーナスは収入の一部であり、特別なお金でもご褒美でもないんですね。会社側としてもボーナスの支給を前提に予算を組んだり人員配置を決めています。

ボーナスが会社員の年収の一部ということは、本来月々支給される給料を減らして、その分をボーナスという形で支給しているということ。そんな風に私には見えています。なので、ボーナスをありがたいと思う必要もなければ、働き方が変わってボーナスがなくなったとしても悲しむ必要はありません。

ボーナスがもらえるのは主に会社員の方ですが、一般的に会社員の給料というのは業績とか外的要因で変動することがありません。これが会社員という働き方のメリットのひとつですが、逆に会社員であるがゆえの制限(会社の仕事以外の仕事ができない、決まった時間拘束される)とのバーターであるとも言えます。

しかし、ボーナスは業績や外的要因による影響を考慮して増減することができます。もちろん増える場合もありますが、安定した収入が得られるのがメリットの会社勤めにおいて唯一収入が減る可能性があるわけですから、そうなると「ご褒美」ではありませんよね。

増額となった場合も増額となった要因への自分自身の貢献度がわからないことが多い。特に大企業の場合は担当している事業に依存する部分が多いので個人レベルの結果が反映されにくいのが実情です。あんまり仕事してない人でも儲かってる事業に所属しているというだけでボーナスが増えることがあるってことですね。

働き方が多様化し、会社を辞めて会社を起こしたり個人事業主としての独立を志向する方が多い中で、家族の反対に合うことも多くその要因のひとつにもなっていると感じます。繰り返しますが、ボーナスは年収の一部でありご褒美でもなんでもないので、年収レベルで問題なければボーナスが無いことはデメリットでもなんでもないのです。

ボーナスという制度は会社員(およびその家族)の収入に対する感覚を狂わせるものなので、廃止してしまえばいいのに。と私は考えています。実際、ボーナスとしてもらうよりもその分を月々の給料に振りわけてもらった方がメリット大きいと思いますよ。ただ、そうすると年収が減る人もでてくるでしょうけれど。