情報感度を高めるために実践すべき2つのこと

一度こういうタイトルで書いてみたかったのです、「〇〇するための△つのこと」。とりあえず個数を明確にしておくと説得力あるみたいに見えるでしょ ;-)

冗談はさておき、「アンテナを高くして情報感度を高めるにはどうしたらいいですか?」と聞かれた時、私は「2つのことを実践したらいい」と答えています。


信頼出来る情報源を持つ

その一つは「信頼出来る情報源を持つ」ということです。情報源とはWebのニュースサイトでも良いですし、書籍でもいいですし、人でも構いません。とにかくその情報源が発信してくれる内容に誤りが無い、ということが大切です。いくら情報量が多くても誤った情報を発信するのであれば意味がありません。

そしてもう一つ「信頼できる」という意味で大切な要素があります。それはその情報源が「自分の期待する情報を発信してくれるか?ということです」

「嘘をつかない、間違った情報を流さない」ということもありますが、「自分が期待する情報を発信してくれる」ということが大切です。

たとえば、私の場合はITとかネット関係の情報を得る時、海外のスタートアップを含めた新しいサービスの情報ならTechCrunch Japan、新しい製品の情報ならEngadget 日本版を頼っています。

ただしこれらのサイトは日本国内の小さな情報は網羅してないので、日本国内の新しい製品やサービスはImpressのカテゴリー毎ニュースサイトから得ています。

これらは、私自身が今まで利用した多くのニュースサイトから辿り着いた結論ですので自分なりの「信頼できる情報源を持つ」には時間がかかりますし、人によって異なると思います。

「その都度検索」の行き当たりばったりな情報収集ではなく「信頼できる情報源を持つ」事を心がけましょう。


自分から情報発信する

もう一つは「自分から情報発信する」ということです。情報をただ集めようと思ってはダメ、自分が関心のあるジャンルの情報を発信していくことが大切です。

「あなた自身」が情報を発信することで「あなた」がどういうことに関心があって、どういうことに詳しくて、どういう人間なのか?ということを知ってもらうことが出来ます。

そうすると、「これはあいつに聞こう」「あの人に相談すればいいかも」となり、そういったやり取りから新しい情報を得ることもありますし、「いつもお世話になってるから、教えてあげよう」とか「ねぇねぇこれ知ってる?」といった会話に発展。そういったやり取りから新しい分野に広がることもあるのです。

たとえば、あなたが美味しいお店に詳しくて友人に良いお店を紹介するような人であれば、あなたの友人は自分が見つけた新しいお店やテレビで見たいいお店をきっと教えてくれるでしょう。ランチや飲み会に誘われることだって多くなるはずです。

自分から情報発信することで、あなたという人を知ってもらい、信頼してもらうことがあなたの情報感度をさらに高めてくれるのです。


すべては情報源

つまり、情報感度を高めるためには「信頼できる情報源を持ち」「あなた自身が情報源になる」この2つを上手く回していけばおのずと情報感度は高まって行くでしょう。

sensitivity

photo credit: photographer padawan *(xava du) via photopin cc