スマートフォン時代のメールの改行

最近メールを書く時に悩むことがあります。それは改行位置です。古くは35文字ぐらいを目安に改行しましょうとか、メーラーが送信時に強制的に改行を挿入してしまうようなものもありました。 しかし、そうするとスマートフォンや携帯電話で見るとあまり美しくないことが多いのです。

たとえば、こんなメールをPCで書いて送ったとしましょう。

PCで書いたメール

一つ目の段落は適当に(ちょっと無理矢理なところもありますが)改行が入っているので、ダラダラした感じではないと思いますが、二つ目は改行を入れずに書いているので横方向に長くなってしまっています。

しかし、このメールをスマートフォンで受信するとこのように表示されます。

スマートフォン

一つ目の段落は無駄に改行が多くなっていて、二つ目の段落は一連の文章が繋がっているので読みやすいですよね。


携帯とPC、メール文化の違い…

メール=携帯電話の方には文章の途中で改行を入れないというのは当たり前なのでしょうけれど、携帯電話以前からPCでメールをやってた方にはなかなか慣れないかもしれませんね。

でも、今はキャリアアドレス(携帯電話会社のメールアドレス)以外のメールもスマートフォンで受ける時代なので、文章の途中に改行を入れないというのが合っているような気がします。PCを使う側が合わせるべきなのでしょう。

PCでメールをあまりしない方、妙なところで改行が入っているメールを受け取ったら、そういう事情なのでご理解くださいませ…


Mac/PC側の対応方法

かといって、横幅一杯にダラダラと書くのも気持ち悪いので、表示上だけで適当な長さで折り返してくれるといいですね。一般的なメールアプリには折り返し文字数を設定できるので、それを設定しておくといいでしょう。


改行の使い方ひとつで読みやすいメールに

このように、改行の使い方だけでも読みやすいメールになります。blogなどの文章も同じですね、ひとつの段落の中では改行しないようにすると、PCでもスマートフォンでも読みやすい文章になります。

是非、心がけてみてください。

iPhone