Kindle Paperwhiteを欲しいなと思っている方へ

自分のblogにKindle Paperwhiteを買ったことを書いたところ、「自分も欲しいと思っているんです」という声がありましたので、参考になるかなと思うところを簡単にレビューしたいと思います。


大きさ

大きさは説明するよりも身の回りのもので比べた方が早いと思いますので、文庫本と並べたもので紹介します。

大きさ比較

文庫本よりも一回り大きいぐらいでしょうか。でも、文庫本ほど厚みが無いので持ち歩きは文庫本よりしやすいと思います。


表示速度

Paperwhiteで使われている表示デバイスは「E Ink」というもので「液晶」ではありません。液晶は表示している間ずっと電力が必要なのに対して、「E Ink」は描き換えの時に電力が必要ですが電力を加えないでも表示内容が保持される(バックライトは別)ので電池の消費が少ないというメリットがあります。Kindle Paperwhiteの商品説明のサイトでは「ワイヤレス通信OFF、バックライトの明るさ設定10、の状態で1日30分使用した場合」に8週間使えるとなっています。

電力が無くてもなぜ表示が消えないのか?というところは説明が難しい(自分もちゃんと説明できない)のですが、原理的には幼児向けのおもちゃでマグネットペンで絵が描けるものがありますが、これに似ていると思っていただいたらいいと思います。こんなやつです。 落書き 株式会社アガツマ「アンパンマンNEWらくがき教室」

こんな「E Ink」ですが描き換え速度が遅いという弱点もあり、画面を描き換える様子が人間の目にも見えるぐらいに時間がかかります。これも動画で見た方が速いので動画で撮影したものを用意しました。

この動画の中でも最初の方は描き換える様子が見えるとはいえ比較的スムーズに描き変わっていますが途中で一瞬反転しているところがありますが、これは壊れているわけではなくて「E Ink」の仕様の範囲です。「液晶」のイメージで思っていると故障したかと思うかもしれませんね。


表示品質

紙に印刷された文字を読んでいる感覚に近いです、これは実物を見るしかないかなと思いますが、一目みて「液晶」との違いを実感できます。「液晶」の場合実際表示している部分の上にガラスがあって、タッチパネルがあってと機械の中に表示されている感じがしますが、「E Ink」の場合は画面の上に「インクが乗っている」感じがするのです。

「だから何がいいか?」というと「目が疲れにくい」これにつきます。画面で文字を読むのは辛いと思っている方でもこれなら読めると思います。


電子書籍にするメリット・デメリット

電子書籍にするメリットは、

というところでしょうか。一方でデメリットは

こんなところかなと思います。


最後に、買うまで知らなかったこと

これは買うまで知らなかったのですが、標準で『大辞泉』と『プログレッシブ英和中辞典』が入っているので電子辞書としても使えます。液晶と違って反応が遅いですが、電子辞書としても使えるならちょっと得した気分でした。

などなど、他にも紹介するところはあるかなと思いますので気が向いたら追加するかもしれません。「他にもこんなところはどうなの?」と思うところがあればコメント欄にどうぞ、答えられる範囲でお答えしたいと思います。でもある程度Kindle Paperwhiteのことを分かっておられて検討中ならとりあえず買ってみることをおすすめします。7,980円ですし絶対買ってよかったと思うこと間違いありません。

尚、私はAmazonの回し者でなければAmazonからお金を貰ってるわけでもアフィリエイトで稼ごうと思っているわけでもありませんので念のため。 :D

Happy reading!

Kindle Paperwhite