iOS 17のジャーナルは新しいSNSのひとつかもしれない

今日、iOS 17がリリースされて話題になっていたジャーナルが使えるようになりました。

「Journal」をApp Storeで

自分も早速使ってみたのですが、これはもしかすると新しいSNSのひとつになるかもしれないなと思いました。もちろん、このアプリで誰かと繋がるわけではなく、何かを投稿したからといっていいねがつくわけでもないのですが、むしろそれがいいのだと。

SNSのメリットとして色んな人と緩く繋がれる、自分のライフログを残せるというのがある一方、望まないコミュニケーションを強いられることもあります。そのバランスが取れているうちはいいのですが、そうでなくなるとSNS疲れが起きる。

SNS疲れだなと感じたらやめればいいのですが、そうするとライフログをどこに残すのか?を考えなければならない。スマートフォンの生活に慣れてしまうと今更紙の日記でもないでしょうし、なによりすスマートフォンアプリなら写真も一緒に残せる。

誰とも繋がらないけれど、いいねのある無しを気にせず自分のペースでやれる。自分と繋がれるSNSなのかもしれません。ジャーナルのユーザーインターフェースもどこかSNSっぽくてそんな印象を持ちました。世の中にスマートフォン用の日記アプリは数多ありますので、すでにそういう使い方をしている方も多いのでしょうけれど、自分は今日それに気づきました。

あと、これはApple Watchのマインドフルネスとの親和性も感じられました。フォーカスモードといい、Appleはユーザーに対して自分を取り戻す方向に向かわせようとしているのかもしれません。

Apple Watchを使ってマインドフルネスを実践する - Apple サポート (日本)

追記 前からちょっと始めてみようかなと思っていた俳句、ジャーナルでやってみようかな。