「違和感はありません」に対する違和感

最近よく「違和感はありません」という言葉を聞きます。これは何か意見やコメントを求められた時のレスポンスとして使われるもので、誰かが提案しているものに対して文字通り「違和感がない」という意思表明で、賛成、賛同の婉曲表現なのだと思います。

どうして「違和感はありません」みたいな回りくどい言い方をするんでしょうね「賛成」「いいと思う」「ええんちゃう」でいいと思うし、その方が意思が伝わりやすく、受け取った側も提案したものに自信が得られるしいいことだらけだと思うんだけど。

でも「違和感はありません」が使われる。

婉曲表現はこれ以外にも色々使われていますが、なぜ直接的に意見やコメントを求められていることに対して婉曲的な表現をするのでしょうね。「いいと思う」って言ったらコミットしたことになるので責任を負わされると思う?あとで、何か問題が起こった時のために逃げ道を残してる?

私が私の提案に対して「違和感はありません」と言われた時に私は違和感があります。私は私の提案していることに対して、あなたに責任を持ってほしいなんて思わないので、安心して「いいと思う」と言って欲しいしダメなら「ダメ」と言って欲しいです。