大阪府庁での役目を終えて
2018年のKOF(関西オープンフォーラム)で「わかさん、しゃべってみいひん?」と言われたのと同じノリで、「わかさん、やってみいひん?」と中野秀男さんから声をかけていただいて始まった大阪府庁でのテレワーク推進や働き方改革のお役目、本日最終出勤日として終えました。
中野秀男さんと私はそれほど接点があるわけでもなく、KOFの時にもなぜ声をかけてもらったのか(自分を認識してもらったのか)わからなかったですが、大阪府の時も本当にわからず、でもなにがしかの期待をしてくださったんだろうなと思います。
最初の頃は中野さんの言ってることがわからないのと、正直なところ「もっと一生懸命やってくれよ!」と思っていたところはありました。しかし、2年目(1年目は中野さん、布村さん、私の3人体制でしたが、2年目以降は私ひとりでした)の終盤で病みそうになってペースを落とした時に中野さんがおっしゃっていることがわかったような気がしたのと、これでいいんだと思えるようになりました。まぁ、それでも「これでいいのか」という気持ちは残っていますが。
行政機関に中から関わったのは今回が初めてで、今回感じたことや考えたことなどはまとめてあるのですが、広く公開するようなことでもないので面識のある方で読みたいと言う方がいらっしゃったら個別にお知らせしたいと思います。
この経験がなかったら「行政職員のキャリア形成」なんてことを考えたこともなかったと思いますし、行政機関の課題を知ることもなかったと思います。
- よくわからないまま自分なりのアウトプットを出すことに必死だった1年目
- 関わる人が増えてやろうとしていることとやってることの矛盾に悩んだ2年目
- 関わり方を変えこれでよかったのかをずっと考えた3年目。
どこでも何かしら迷い、悩みつづけていました。
2023年の春ごろにThe DECKで中野さんにお会いして「あのころ、中野さんがおっしゃっていたことが、今わかりました」とチラッとお話したのを最後にお話する機会は得られませんでした。
すべてが終わった今、あらためて美味しい日本酒でも飲みながら中野さんと話してみたかったです。
なんだ、中野さんの話しか書いてなかった。