ハードディスクとメモリの違い
パソコンを買う時によく見る用語で「ハードディスク」とか「メモリ」という言葉がありますが、どちらも「何ギガバイト」と表現されるので、違いがよくわからない方も多いようです。
これ、パソコンを机に例えると、多少わかりやすくなります。
ハードディスク=机の引き出し メモリ=机の上
↑初出時、逆になってました。ご指摘ありがとうございました。m(“)m
こんな感じです。
机だと、普段は書類を引き出しにしまっておいて、作業をする時には取り出して机の上に置いて作業する。
パソコンの場合も、書類(ファイル)はハードディスクに保管されていて、作業をする時にメモリに取り出してくる。
「ファイルを開く」という操作は、ハードディスクという引き出しからファイル(書類)を取り出してメモリという机の上(作業スペース)上に置く操作なのです。
だから、ハードディスクの容量が大きいほど、文書とか音楽とかアプリとか動画などのファイルをたくさん保管できるのです、引き出しが大きいのと同じです。
それを取り出して作業するためのメモリが、大きければ大きいほど快適に作業ができるのです。
開いているファイルが多いとパソコンが重くなるのは、作業スペースがどんどん減っているからということになります。
机の上もそうですよね、たくさんの書類を開きっぱなしにしていると、使えるスペースが小さくなって作業がしにくくなります。これと同じことがパソコンの中でも起こっているのです。
と、ここまでの話で「作業スペースって画面じゃないの?」と思われるかもしれません。 確かに人間が作業する上では「画面の大きさ=作業スペース」なのですが、パソコンの中には人間に見えない作業スペース(メモリ)があるのです。
そういう意味では「メモリ」というパソコンの中の「見えない作業スペース」を見るための窓が「画面」と言えるかもしれません。