社名とロゴ

社名である「クロスロード”crossroads」には、私のソフトウェアエンジニアとしてのキャリアと深い関わりがあります。

人とテクノロジーをつなぐ存在として

私は、プロフェッショナルとしての大半の時間をソフトウェアエンジニアとして過ごしてきました。そして、いつの間にか「使いやすさ」「わかりやすさ」が自分の核となっていることに気づきました(関心があればこちらの記事をご覧ください)。

そんな私が、自分の目指している姿はこれだと思ったのは2010年の初代iPad発表イベントでSteve Jobsが語った以下のフレーズでした。

We’ve always tried to be at the intersection of technology and liberal arts, to be able to get the best of both, to make extremely advanced products from a technology point of view, but also have them be intuitive, easy to use, fun to use, so that they really fit the users – the users don’t have to come to them, they come to the user.

私たちは常に、テクノロジーとリベラルアーツの交差点に立ち、両方の長所を最大限に活かすことを目指してきました。技術的な観点から極めて高度な製品を開発する一方で、直感的で使いやすく、楽しく使えるように設計し、ユーザーに本当にフィットする製品を実現してきました。ユーザーが製品に合わせる必要はなく、製品がユーザーに合わせるように設計されているのです。

Apple Announces iPad - Apple Events (video) - Apple Podcast

まさに自分が目指したいこと、大切にしていることはここだ、自分もここに立つべきであり立ちたいと思い続けてきました。これ以降、crossroads(クロスロード)を自分の活動の名前として使い、今回の会社名にも採用しました。

Steve Jobsは’intersection’と言っていますが、同じ意味の’crossroads’を選びました。

選択肢をつくる存在として

デジタルツールの活用AIの進化による仕事や生活、学びの変革(DX)は大人にも子どもたちにも高まっている中で、なかなか活用が進まないことも事実。そのような状況において、私たちが人とテクノロジーをつなぐ役割を負いみなさんの人生の選択肢(crossroads)を提供していきたいと考えています。

振り返れば、18歳から働きだした私は会社の先輩や上司のみなさんに、多くの選択肢を与えていただき育てていただきました。今度は、私がみなさんに選択肢を提供する番です。

思いをロゴに込めて

このような背景と意図を持った当社のロゴを 503DESIGN に制作していただきました。

crossroadsのCとSの文字をモチーフに、道と選択肢を表現。アナログなイメージを想起させるヱ霞文様(えがすみもんよう)風のデザインは、デジタル一辺倒でないことを表現してくださっていてとても気に入っています。

最後に

当社は、このような思いを持って設立した会社です。人とテクノロジーの交差点で、選択肢を提供する企業であり続けます。私たちの活動が、みなさんの生活や仕事に少しでも役立つことを願っています。


One more thing…

私が大ファンであるEric Claptonのライブで演奏される定番曲に”crossroads”というのがあるのも、偶然ではありません。 ;)